ヘッドユニットと機材の相性について

 

スピーカーは信号を音として発する機材。

アンプは信号を増幅させるもの。

ヘッドユニットはその信号を作り出すもの。

 

送る側、送り込まれる側、真逆の関係。

 

 

音のDNAのはヘッドユニットで造られる。

アンプもスピーカーもDNAに準じた音を出します。

 

低音が弱いからサブウーファーを足すか…

もしスピーカーがきちんと付いている、鳴っているならば、ヘッドユニットから低域出ていない可能性があります。

 

13cm、17cmのスピーカーがどれだけ低域が出るものか、ホームオーディオで聴いてください。

車だって同じくらい出ますよ。

 

スピーカーは最も素直な機材です。

低音を送れば鳴らすし、送らなければなりません。

 

 

 

どんなヘッドユニットが良いのか…

大事なのは相性。

 

 

世間的に言われるオーディオの相性はサウンドカラーを重視しがちですが、大事なのはもっと物理的な部分。

 

ヘッドユニットの個性を活かすアンプ。

ヘッドユニットのネガティブな部分を補うアンプ。

 

アンプとスピーカーの関係も然り。

持ちつ持たれつの関係を作ってあげる。

 

全員が四番バッターのチームを作らない事。

 

パワー感の有るデッキであれば、芯の強い、エッジの立った音が出るアンプにする。

解像度に圧が乗る。そんな雰囲気になります。

 

解像度、透明度の高いヘッドユニットに、同系のアンプ。

透明感と解像度の高さだけの物足りない音になってしまいます。

 

そんなシステムのヘッドユニットが故障した時に起きるあるある。

「代用品に安いデッキを付けたら自然に聴こえる様になった…」

 

これは正解回答。

 

安い=悪いという発想は捨てる事。 

高くて悪い物の方が圧倒的に多いです。

 

 

安い物は生き残った技術の集大成。

減価償却が済んだ技術を使うから安いんです。

初期不良も少ない。

 

 

私事ですが

私のシステムはデッキをプリアンプとして使用し、

DAC経由のCDチェンジャーの音を鳴らしています。

 

CDチェンジャーとCDデッキの音はどっちが良いのか。

ナカミチショップに勤務していた時に散々やりました。

 

ナカミチで言えば、金庫チェンジャーと言われる類のものは、

アナログ接続でもデジタル接続でも全てのプレーヤーを凌ぎます。

あのプレーヤーも、金庫には到底及びません。

 

 

ここからはCDプレーヤーのみの話。

ヘッドユニットで、値段によって異なる部分は主にプレーヤーの部分。

DACチップや、変換後のオペアンプ等。

 

私のように、CDチェンジャーを外部入力から入れて使用する場合はプリアンプ部の性能が鍵。

 

そのプリ部の性能は、意外と値段に比例していない。

CDプレーヤーの性能は比較的値段に比例して音が良くなるし、歪が減る。

 

外部入力で鳴らす場合は、プリアンプ部の性能を見極める。

 

 

ヘッドユニット、本当に意外な所に伏兵は隠れています。

 

一番良いのは耳で聴いて決める。

 適うなら車載視聴が一番。

 

車載した途端に大化けするものもあるし、デモボードチャンピオンも居ます。

 

 

音質か、キャラクターか

高性能ヘッドユニットで人気のモノは、音質を追求したものが多い。気がします。

解像度が高く、キメ細かな音が出ます。

サウンドキャラの濃い物は、位相特性に優れているものが多い印象。

 

 

注意。

ヘッドユニットを作る際に、メーカーが使う高性能に見せかける方法が…ハイ上がりなチューニング。

これは売れた製品のバージョン○○に多いですが、音の重心を高域寄りにする事です。

すると、解像度が高くなったような錯覚が起きます。

メーカーが評論家をだますテクニック。

 

プロショップのおススメも大概これ系です。

 

 

相性の話に戻しますと、まやかしチューニングのヘッドユニットに、

音質に振ったアンプを組み合わせると、比較的寂しい、芯の弱い音になります。

 

かと言ってパワー系のアンプを入れても、解像度が高い風なだけで、実際に優れている訳ではないので、解像度が高いヘッドユニットの様には鳴りません。

 

 

私の師匠が良く言っていました。中堅クラスのヘッドが無難だと。 

 

購入順序で言えば

ヘッドユニット⇒スピーカー。もしくはスピーカー⇒ヘッドユニットが大半で、アンプはその次ってパターンが多いです。

その時に、相性的に無難に立ち回れるのが中堅機種に多かったという事。

 

雑誌の視聴結果は、あくまでその時の相性の良し悪しの結果に過ぎません。