カー用、ホーム用、スピーカーの違いと背圧処理について

 

車用のユニットの大半はフリーエアーのユニット。ホーム用はエンクロージャーで鳴らすユニット。

フリーエアーのユニットは、裏側から音を無視したユニット。ホーム用は裏側の音を利用するユニット。

 

ホーム用ユニットは、裏側からの圧力を受ける計算で作られています。背圧を利用してユニットを動かし、キレを出し、音圧も上げる。

コーンを動かす程の圧ですから、当然コーンを通り抜けて音として出てきます。パッシヴラジエーターといって、背圧を最大限に音として利用する為の物もあります。

 

逆に、フリーエアーのユニットは裏側を計算に入れていません。その辺りの壁に付けても鳴るように設計されています。

 

フリーエアーは裏側から出た音を利用しない設計の為、初めから音の密度が高いです。

ホームのスピーカーは背中から圧を使う設計。フリーエアーは裏側から干渉は計算しない設計。

 

そしてフリーエアーのユニットは、前面にグリルが付き、その干渉を受ける前提で設計されています。故に、グリルを付けた方が音は整います。

 

 

車内だからこその注意点

私がユニット選びで気を付けている事は、ユニットのコーンのサイズ。

車内に多くのスピーカー、大きなスピーカーを付け過ぎると、前面で受ける圧が増してしまう為、キレが悪くなったり、こもったりします。

 

フリーエアーのユニットをドアに付ける場合は、あまりに大きなユニットを付けない。

大きなユニットで、がっつりとエンクロージャー作りみたいなデッドニングを施してしまうと、背圧が干渉し始めます。

サービスホールを塞ぐ際は、背圧でダンピングするくらい柔らかく貼ってあげます。

 

ドアのスピーカーは、小口径~17cmの間で、ドアのサイズや聴くジャンル合わせて選ぶのがベストです。